Total Beauty Lab Tokyoトレーナーの井川です。
ステイホームのムードが続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか?私は家で本を読んだり、普段からできないことをする時間も増えています。が、動かないので「コロナ太り」を気にしています。笑
なので、最近はずっとオンラインでボディメイクダイエットを行い、意識的に動くようにしていますが、やっぱり運動をするとその後はなんだかスッキリしますね^^
またずっとお家にいると、健康にも影響が出てきそうですよね、今日は筋トレが与える健康面での影響について少しお話しをいたします!
目次
トレーニングをしている人が死亡リスクが少ないって本当?
8万人を対象とした大規模な調査では、週に2回以上筋トレをしている人はそうでない人と比較をした時に、ガンのリスクが30%も低くなるという研究結果が出ているのです!
ここで驚きなことは有酸素運動を単体で行なった際には死亡率の低下の結果が見れなかったという点です。更にガン以外の疾患などについても筋トレを行なっている人たちは若年死する確率が23%も減っているという結果が出ております。
また筋トレと死亡率の関係性を見てみると、20~82歳の8000人の男性に行なった研究としては、筋力レベルの高い人は、筋力レベルの低い人よりも死亡率が20~30%低いということが明らかになりました。
これはおそらく、筋トレを行う人が「運動習慣の有無」「栄養管理」「睡眠時間の確保」をきちんと行われているためではないかと。
筋トレをしている人は筋力をつけたいと考えているので、自然と食事も栄養を意識して、たんぱく質やビタミンなども意識的に摂取するようになるということから健康的な食生活が送られていると考えられます。
そして、栄養以外にも十分な睡眠も筋肉の発達には欠かせません。
理由は筋グリコーゲンというものに関係があります。筋グリコーゲンは筋肉に蓄えられる糖のひとつで、筋肉が収縮するためのエネルギー源。
有酸素運動は酸素と筋グリコーゲンをエネルギー源として使用できますが、無酸素運動は酸素が利用できないため、筋グリコーゲンのみがエネルギー源となり、睡眠不足はこの筋グリコーゲンを減少させるのです。
そのため睡眠がとれていないと筋トレの効果も発揮しずらいので、睡眠も意識的に取られている方が多いように感じます。
「栄養」「睡眠」「運動」はホルモンの分泌や免疫力アップ、自律神経の調整など人間が健康でいるためには欠かせない。「栄養」「睡眠」「運動」の3要素が重なり合うことで、健康的な生活が行われるようになり、結果的に病気になるリスクが減っていると考えられます。
実際にどのくらいトレーニングを行うべきなのか?
WHO(世界保健機関)の筋トレ指針というものがあるのですが、それは下記の通りです。
【18~64歳】が前提として、
●筋トレの場合
・中軽度の身体活動の場合 週に150分
・高強度の身体活動の場合 週に75分
●有酸素運動の場合
一回あたり10分以上がマスト
・中軽度の身体活動の場合 週に300時間以上
・高強度の身体活動の場合 週に150時間以上
とのことですので、軽いジョギングとかの場合は週に5時間ほど時間を確保しなければならない。時間的に見ると筋トレの方が短時間でも効果を期待できるということがわかりますね。
忙しい日々を送る現代人の中で筋トレが取り入れられている理由がわかるかと思います。
まとめ
筋トレが筋肉をつけるということ以外にも、健康にも効果があるということがわかっていただけたかと思います。
特に日本は高齢化社会で医療費の問題などもあげられていると思いますが、運動習慣をつけることによって医療費の増加も防ぐことができます。
病気にならないことは健康寿命を延ばすために重要です。折角長生きするのであれば、健康寿命をのばしていきたいですよね!(健康寿命とは:心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」のことを指します。 2000年にWHO(世界保健機関)が提唱して以来、「寿命を延ばす」という従来の指標に加え、「健康でいられる期間を延ばすという指標が発表されました。)
是非これを機会に筋トレ習慣を身につけていきましょう!