「病気」と「健康」の観点から見たボディメイク・ダイエットの効果

こんにちは^^
Total Beauty Lab Tokyoトレーナー、理学療法士の福原大樹です!

本日は「病気」と「健康」の観点から見たボディメイク・ダイエットの効果についてお話ししていけたらと思います! 自分に自信の持てる身体を作る!自己実現をする…!

と言った目的の他に、「病気」「健康」の観点からもボディメイク・ダイエットにはいい効果がいっぱいなんです^^ 順を追って見ていきましょう!!

免疫力のアップ

一つ目は「免疫力のアップ」です!

皆さんは「ナチュラルキラー細胞」と言う言葉を聞いたことはありますでしょうか??
常に人体に一定数存在し、「外部から入ってきた細菌」や「がん細胞」と言った非自己を攻撃し、排除してくれる細胞です。

人体には絶えず細菌やウイルスが入ってきています。(考えたくないですが…笑)

細菌やウイルスが入ってきても発症しないでいられるのは、このナチュラルキラー細胞が非自己と戦い、排除してくれているからなんですね!

この有能なナチュラルキラー細胞。
なんと「運動」をすることによって活性化することが明らかになっています!

是非、日頃から運動習慣を作り、今話題のコロナウイルスや病気にも負けない体を作りましょう!

脳卒中、心筋梗塞といった命に関わる疾患の予防

二つ目は「脳卒中、心筋梗塞といった命に関わる疾患の予防」です。
これには主に皮下脂肪や内臓脂肪といった「脂肪細胞」が大きく関わってきます。

「脂肪がついているからってなんで脳卒中??」

と思う方も多いかもしれませんが、ここには密接な関係があったんです。

重要となるのが、
「脂肪細胞」からは「アディポサイトカイン」という物質が放出されていることです。

この物質の一部には、
○血管にダメージを与え、動脈硬化を促進する効果。
○体中の細胞にダメージを与え、インスリンを効きにくくする効果。
があると言われています。

血管にダメージを与え、動脈硬化を促進するのは直接的でわかりやすいのですが、
インスリンが効きにくくなる、と言うのは「糖尿病」に近づいていると言うことなんですね。

「脂肪」をため込んでおくだけで「糖尿病」という病態に大きく近づいてしまいます…。
また糖尿病になるということは慢性的な高血糖状態が持続することになり、
これもまた体中の血管に大きなダメージを与えてしまうのです(> <)

長々と説明してしいましたが、
血管へのダメージが増えるということは「動脈硬化」の病態を引き起こし血管内皮はどんどん肥厚していきます。

これが肥厚し続け、脳の血管を塞いでしまえば「脳梗塞」
肥厚した血管内皮が一部剥がれ落ち、血流に乗って心臓の血管に詰まってしまえば「心筋梗塞」
という病態になります…。

どれも命に関わる危険な病態です。

適度な脂肪は必要ですが、過度な肥満は健康を害してこのような危険な病態につながってしまうんですね。

サルコペニアの予防

「サルコペニア」とは
 加齢による骨格筋量の低下と定義されています。

加齢による筋肉量の低下自体はなかなか抑えられないのですが、
何が大事かというと若いうちから「貯筋」をしておくこと! なんです。笑

日本人の年齢平均として、40歳過ぎから徐々に筋肉量が低下していく傾向があります。

であれば、筋肉のつけやすいうちに筋肉量を増やしておきましょう。
もちろん、40歳以降でも筋力低下を抑えることは問題なくできます!

重要なのはサルコペニアの予防は、ゆくゆくの「転倒予防」につながります!

・老後に、筋肉量が少ないために転倒し、骨折。
→入院となり、長期の臥床生活。
→寝たきりによるさらなる筋力低下、低精神刺激による認知症の進行、唾液や食事等の誤嚥による肺炎。
→さらなる全身状態の悪化。

といった悪循環を起こさないためにも、今から筋肉を「貯筋」しておきましょう!!

これら、ボディメイク・ダイエットには病気から身を守り、そして体の健康にとっていい効果がたくさんあります!^^
是非、運動習慣を作って病気に負けない健康な毎日を手に入れましょう!

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